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大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手が今シーズンを総括し「やりがいのある楽しい1年だった」と投打の二刀流で駆け抜けた歴史的なシーズンを振り返りました。

大谷選手は今シーズン、バッターとしては大リーグ史上6人目の「ホームラン45本、25盗塁」を達成し、ピッチャーとしても9勝をあげ、三振156個を奪うなど投打の二刀流で歴史的なシーズンを送りました。

大谷選手はシーズン最終戦となった3日のマリナーズ戦の前に会見し「より多くの試合に出ることができ、選手としてはやりがいのあるすごく楽しい1年だった」と充実感をにじませました。

シーズン中、疲労がたまった時期について問われると「ことしは大きい離脱をしないようにリカバリーを主にやってきたので、特に疲労を感じた時期はなく、ずっと同じリズムで来ることができた。けがなく過ごせたことはよかったが、もっと早くこういう形を作らなければいけなかった」とけがに苦しんだ昨シーズンまでの3年間を踏まえて答えました。

今シーズンはグラウンドで率先してゴミを拾う姿なども話題となりましたが、大谷選手は「ベンチの階段で転ぶ選手もいるし、そういう小さい、つまらないけがというのは自分もしたくないし周りの人にもしてほしくないと思っている」と話していました。

シーズン終了後はアメリカで数週間過ごしてから日本に帰国するということで「オフのトレーニングはもっとハードにしたい。まだまだ上に行けると思っているし、来年はことし以上のパフォーマンスが出せるようなシーズンにしたい。自分が安定した成績を出せば、いろいろな起用法が広がっていくと思っている」とさらなるレベルアップを誓っていました。