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2016年、米クリーブランドの共和党大会でトランプ氏の大統領候補指名を喜ぶ長男のドナルド・トランプ・ジュニア氏(左)と長女のイバンカ氏(UPI=共同)

 【ニューヨーク共同】米東部ニューヨーク州のジェームズ司法長官が、トランプ前大統領の関連企業が自社の資産価値を偽ったとする民事の詐欺案件に絡み、トランプ氏だけでなく長男ジュニア氏や長女イバンカ氏の召喚と宣誓供述も裁判所に求めていたことが3日、分かった。州最高裁が召喚状を公開した。

 ジェームズ氏は7日の召喚を求めているが、米メディアによると、トランプ氏側は近く召喚請求の棄却を申し立てる構え。トランプ氏らは昨年12月20日、自らへの民事調査と刑事捜査の中止をジェームズ氏に命じるよう求め、州北部地区の連邦地裁に提訴している。