【北京共同】経営危機に陥っている中国不動産大手、中国恒大集団がグループの電気自動車(EV)関連会社、英プロティアン・エレクトリックを英EV企業のベデオに売却したことが4日分かった。ベデオ側が発表した。資金繰りの改善につなげる狙いとみられる。売却額は明らかになっていない。
恒大は来年からEVの量産を始め、不動産事業を圧縮してEV事業に軸足を移す方針を表明している。関連技術の売却は今後の開発に影響する可能性もある。
プロティアンはEVのモーター関連を手がけており、恒大が2019年に買収していた。