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大谷選手は10試合ホームランがなく45本のままで、ホームラン王争いではトップと3本差で3日の最終戦を迎えました。

大谷選手は先月21日に45号を打ってからホームランがなく、大リーグで日本選手初のホームラン王には3日のシーズン最終戦で少なくとも3本のホームランが必要です。

大谷選手は大リーグで1試合3本のホームランを打ったことはないうえ、対戦相手のマリナーズは20年ぶりのプレーオフ進出に向けて最終戦の勝利が絶対条件で、強打者の大谷選手は厳しくマークされるため、タイトル獲得は難しい状況です。

一方で、来月中旬に発表される予定のシーズンMVP=最優秀選手については、アメリカメディアの中では大谷選手の受賞が有力視されています。

MVPはレギュラーシーズンの成績を対象にして全米野球記者協会の会員の投票で選ばれます。

大リーグの公式サイトが先月行った専門家による投票では、全体の79%が大谷選手に1位票を入れ、2位のブルージェイズのゲレーロJr.選手の21%を大きく引き離しトップでした。

同様の投票が8月に行われた際には1位票の90%が大谷選手で11ポイントほど下がっていますが、それでもアメリカメディアの予想では大谷選手の受賞が有力視されている状況です。