岸田首相 総選挙31日投開票表明、“新時代共創内閣”と名付け意欲
4日に第100代の内閣総理大臣に就任した岸田総理は、総選挙の日程を今月14日解散、31日に投開票とする考えを正式に表明しました。
岸田文雄首相
「私は可能な限り早い時期に総選挙を行うことを決意をしました。10月14日に衆議院を解散し、10月19日公示、10月31日に総選挙を行うことといたします」
就任会見で岸田総理はこのように述べ、4日に始まった国会で所信表明演説を行い、各党による代表質問を終えた後、衆議院を解散し今月31日に投開票を行う考えを示しました。新型コロナウイルスの対応については“万全を期す”と強調しワクチン接種、医療体制確保など強化策の全体像を示すと表明しました。
岸田文雄首相
「ワクチン接種、医療提供体制の確保、検査の拡充、こうした取り組みの強化について、さまざまな事態を想定した対応策の全体像を早急に国民の皆さんにお示しすることができるよう、3大臣に指示しました」
また、コロナにより影響を受けている人々を支援する経済対策を速やかに作成していくと訴えました。さらに“成長と分配の好循環”からなる「新しい資本主義の実現」を目指す会議を近く設ける考えを示したほか、自らの内閣を“新時代共創内閣”と名付け「新しい時代を皆さんと共に創っていく」とアピールしました。