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 電気自動車(EV)の電池電圧を現状の2倍となる800V以上に高める取り組みが欧米中で加速している。焦点は、高級車にとどまるのか、それとも大衆車まで広がるのか。見方は分かれる。一方で電圧倍増を追い風に、パワー半導体として現状のSi(シリコン)からSiC(シリコンカーバイド)への置き換えが進む。様子見の日本勢だが、早晩対応を迫られる。