私は化粧もしない男性です。
思春期のときはニキビに悩まされていました。
母親から渡されたのは、ドラッグストアで買ってきた化粧水。
とりあえず適当につけていました。
しかし、肌が荒れてニキビは消えることなく、気持ちは沈んだ毎日でした。
薬剤師になって、肌の仕組みを知り、保湿機序を知り、吹き出物の理由を知りました。
今、私がしているスキンケアを紹介しようと思います。
ここでは
- 肌のケアはアンチエイジング。早ければ早いほどシワができにくい。
- 朝のケアの手順:洗顔⇨化粧水⇨乳液
- 夜のケアの手順:クレンジングオイル⇨洗顔⇨化粧水⇨乳液
- 無印良品はパラベンフリー パラベンアレルギーを起こす人には最適
- 化粧水は大量につけて、乳液は500円玉で顔全体につける
肌とは?構造について
肌の構造として外から
- 表皮
- 真皮
- 皮下組織
からなります。
私達から見えている肌は角質層と呼ばれる部分で、化粧品の作用が届くのも角質層までです。
肌の役割は
- 外からの刺激を抑えて内側を守るバリア機能
- 皮脂や汗を分泌して老廃物を排出する機能、
- 一定の体温に保つ機能
- 触・圧・痛・温・冷などの感覚を伝える機能。
があります。
外からの刺激で大事なことは紫外線と乾燥から肌を守ることです。
若くあるために紫外線カットと肌の保湿、必要タンパク質量が重要です。
日光から隠れることがない肌といえば顔。
一番人から見られる部分です。
そこを保つためには紫外線と乾燥とたんぱく質に注意しなければなりません。
紫外線から肌を守ること
紫外線とは地球に注いで来るUB-BとUB-Aの2種類あります。
波長の長さで2種類の呼び方が変わります。
- UV-B・・・炎症を起こしやすくシミや炎症の原因
- UV-A・・・肌をゆっくり黒くしてシワ、たるみの原因
それを防ぐために日焼け止めを塗ることが良いです。
- UV-B対策として「SPF」
- UV-A対策として「PA」
必要な数値はレジャーか屋内かで変わります。
しかし、最低でもSPF25以上、PA+++以上をおすすめをします。
UV-Aは透過率が高く雲や窓ガラスを透過してしまうため、屋内でも油断できません。
私はアンチエンジングで大事なことはシワ、たるみを防ぐことと考えています。
PAが高い数値の日焼け止めは4月以降は冬になるまで塗り続けた方が良いでしょう。
乾燥から肌を守ること
基本的に乾燥から肌を守るためには、角質層に水分を保つことが必要です。
乾燥すると角質層が荒れてしまい、めくれ上がります。
画像のように本来水分があれば外からの刺激に耐えることができます。
しかし、乾燥から肌を掻いてしまうと軽い力でも角質層はめくれ上がります。
そこからホコリ細菌を招き入れてしまい、ひどい炎症を起こします。
そのため、角質層の保湿作用を保つことは肌のケアには重要です。
栄養をとること。主にタンパク質。
髪も肌も爪もすべてタンパク質が主になって構成されています。
そのためタンパク質不足とは栄養不足のことです。
必要なタンパク質量を摂取しつづないときれいな状態を維持できません。
表のようにたんぱく質維持必要量をとるためには
例えば
30歳女性体重50kgならば、32.5g
30歳男性体重70kgならば、45.5g
タンパク質を最低限取る必要があります。
しかし、これは維持する量のため、体が動いている限りこの量よりも多い量を目指して摂取する必要があります。
細かい話はブログに書いていますので、是非見てください。
食事の場合、脂質がついてしまうので、過剰なカロリーとなることが多いです。
できれば、プロテインで摂取することが望ましいです。
おすすめなのはアルプロンです。
品質もよく、手頃な値段で続けて飲むことができます。
計算すると1g=3.5円
一杯の値段は、約70円です。
味も豊富なので好きなものを選んでください。
私は好きな味はチョコ、ブルーベリーです。
肌のケアの手順は大事。夜は肌の油分が多いので、クレンジングオイルをします。
肌は常に油分を保ち、水分の蒸発を防いでいます。
男性の場合、女性と比較して油分があるため放置すると顔が油だらけになります。
そこでクレンジングオイル
基本は女性の化粧落としに使用するものです。
しかし、男性の一日の油分を落とすためにはクレンジングオイルは必要なものです。
水では油を完全に落とすことはできません。
そのため私はクレンジングオイルを使っています。
スキンケアの例として画像を貼っておきます。
朝のスキンケア手順
泡立てるものを使って洗顔料を使って顔全体に泡をつける
⇩
お湯で顔全体を洗い流す
夜のスキンケア手順
クレンジングオイルを顔全体に塗布
⇩
乳化を狙って、お湯で顔全体を洗い流す
⇩
泡立てるものを使って洗顔料を使って顔全体に泡をつける
⇩
お湯で顔全体を洗い流す
という手順です。
夜は朝に比べてクレンジングオイルを足しています
理由は
- 日焼け止めを塗っている
- 外気にさらされてホコリなどがたくさんついている
- 動いたりして汗をかいている
などからクレンジングオイルで油をおとして、洗顔料で他の部分を流すことをしています。
無印良品の化粧水は添加物にこだわっている。
無印良品の好きなところは添加物にこだわっているところです。
いつも私は化粧水・敏感肌用を使用しています。
こちらでは
・無香料
・無着色
・無鉱物油
・弱酸性
・パラベンフリー
・アルコールフリー
・アレルギーテスト済み(すべての方にアレルギーが起きないわけではありません)
このように、肌アレルギーを起こしにくいように設計されています。
肌は敏感な人もいます。
肌のアレルギーとはいわゆる皮膚の炎症でもあります。
炎症を起こすと結果的に肌の色素沈着を引き起こす要因となります。
出来得る限りアレルギーを起こしにくい化粧水を使うことをおすすめします。
私の場合、パラベンの防腐剤アレルギーがあるので、これ以外は探すのが大変です。
デリケートな肌のために
岩手県釜石の天然水を使用したスキンケアシリーズです。
乾燥やストレスによってトラブルを起こしやすい敏感な肌を優しくケアして、うるおいのある健やかな肌に導きます。
季節の変わり目の肌トラブルや、アルコールなどの刺激が苦手なお肌、日焼けによるダメージ肌の方におすすめの低刺激性のシリーズです。
引用:無印良品
乳液は乳液・敏感肌用・しっとりタイプ(大容量) 400mlを使っています。
化粧水を塗った後に使っています。
こちらも同じ理由で使っています。
添加物による肌の炎症はできる限り抑えたいです。
伸びも良いですし塗りやすいですね。
イメージとしては、水分を補充して、油分で蒸発を抑えるという感じですね。
目尻に小じわができるようになればクリームも検討しますが、今は問題ないのでしていません。
薬の使い方と同じくローションは手のひらサイズ塗れる量が必要。
時々肌のケアについて質問を受けます。
より聞いてみると、高い化粧水を使用しているにもかかわらず乾燥がひどいとのこと。
使用している量を確認すると少量で使用していました。
基本的にはティッシュを用意して塗った後に塗った場所にティッシュを触れさせて引っかかる程度が丁度いい量です。
全般的に保湿剤はこのような量を求められます。
最初はべとつきが気になるかもしれませんが、それが適正量ならば慣れてきます。
後、乗せるように塗布してください。
こすってはだめです。
顔については首にも塗布することがあるので、2.5FTUで良いです。上の画像の2.5倍ってことですね
余談ですが、クリームや軟膏は塗る際に点々と一旦のせてから塗り拡げましょう。
正しい塗る量を覚えて置くと驚くほど皮膚は潤いを保ちます。
若いときからアンチエイジングは大事。老ける速度を遅くしよう!
紫外線に対するケアと正しい保湿を行えば肌の老化は遅くできます。
金額的に高いものを使えばいいではなく、まずは無印良品からケアを始めてみてはいかかでしょうか?
値段ではなくやり方が最初に行うアンチエンジングです。
以上!おわり!
The post 肌のケアはやり方が大事。無印良品の化粧水は添加物にこだわっていて肌にいい。 first appeared on なおどらログ.