2021年8月2日(月)、鳥取砂丘の海岸沿いで漫画『キン肉マン』の超人であるロビンマスクのマスクが発見された。発見されたロビンマスクを専門家が調査した結果、鋼製で重さは7Kg、約8年前から埋まっていた可能性があるとのことだ。その真相や如何に⁉︎
『キン肉マン』は、キン肉星の王子として生まれたが誤って地球に捨てられたドジでマヌケな落ちこぼれヒーロー・キン肉マンが、努力、友情、勝利を重ね、やがて超人格闘界最強の男へと成長を遂げていく物語。彼のリング内外での戦いの日々を、手に汗握る攻防あり、驚愕の超必殺技あり、さらには爆笑ギャグあり、感動の涙ありと、様々な要素を込めて描いた一大スペクタクル巨編だ。
1979年5月より『週刊少年ジャンプ』で漫画連載開始、1983年4月からTVアニメ放送が開始されるやいなや瞬く間に全国の子どもたちの間で大人気となり、朝の放送時間帯にもかかわらず、20%以上という驚異的な視聴率を記録。関連商品 ”キンケシ” は社会現象をも巻き起こした。
2021年2月、50年前のファンタ缶が見つかり話題になった鳥取砂丘。そして今回は超人のマスクが⁉︎
これを仕掛けたのは、広島県福山市の精密金属部品メーカーであるキャステム。キャステムは2018年7月に原作に限りなく近いサイズ・造形・材質でロビンマスクを製造することに成功し、1体11万円~16万5000円(税込)でECサイト「IRON FACTORY」にて販売しており、現在までに150体の販売に至っている。ゆでたまご先生も認める再現度だ。
現在も週刊プレイボーイ(集英社)で連載中のキン肉マンだが、ロビンマスクは完璧超人であるネメシスとの死闘に敗れ、8年間原作に出てきておらず、鳥取砂丘に埋まったままの設定になっていた。
そんなロビンマスクの復活を誰もが待ち望む中、とうとう今週号「第355話」で復活!
キャステムは「ゆでたまご先生に本物と認められたロビンマスクであるならば、ロビンマスクが原作で復活した際に現実の世界でも鳥取砂丘から出して原作再現したい」という要望を2年前より鳥取県と交渉し、鳥取県協力のもと、今回の撮影に至った。
復活したのは今週号の「第355話」だが、キャステムは「第339話」が公開された時点でロビンマスクが復活することを予測し、3月5日(金)に本企画の撮影を実行。実際は道具無しで浅く埋め込み、撮影後、同日に回収したもの。ロビンマスクはこれで漫画の世界でも現実の世界でも復活を果たした。
また、今回の企画の全容はYouTubeにて公開中。ぜひチェックしてほしい。
連載開始から41年、キン肉マンは今最も熱い展開を迎えている。
なお、キャステムは8年ぶりのロビンマスク復活記念祭として、8月2日(月)~8月29日(日)の期間、29%OFFにてロビンマスク1/1シリーズを販売している。
>>>ロビンマスク復活! 撮影された写真ほかイメージを見る(写真4点)
(C)ゆでたまご