俳優の綾野剛が、10月に新設されるフジテレビ系新ドラマ枠「月10」の1作目で主演を務めることを、各スポーツ紙などが報じた。
各紙などによると、綾野は10月18日スタートの「アバランチ」で、謎に包まれたアウトロー集団のメンバーを演じるという。演出は、今年1月公開の綾野の主演映画「ヤクザと家族 The Family」を手掛けた藤井道人監督が担当。
同ドラマは、政治家ら富と権力を持った強者だけではなく、一般市民においてもモラルハザードが叫ばれる令和の日本を舞台に、謎に包まれたアウトロー集団・アバランチの過激かつ痛快な活躍を描くオリジナル作品。
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3日午前6時には、公式HPで《我々はアバランチ。10月18日、月曜夜10時、すべてが明らかになる。目撃せよ》という、綾野演じる主人公・羽生の挑戦的なメッセージが添えられた動画も公開された。
「もともと、関西テレビが制作して火曜午後9時から放送されていたドラマが枠移動。そうすることになったのも、月曜午後10時から放送されていた所ジョージの冠番組『所JAPAN』が全く数字を取れていなかったから。現在、月9ドラマ『ナイト・ドクター』の数字は好調だが、『所JAPAN』になると視聴者がチャンネルを変えてしまう。それを防ぐため、月曜はドラマを続けて放送することになった」(放送担当記者)
そこで、火曜午後9時枠に移動になってしまった「所JAPAN」の今後だ。
「所のこだわりはかなりのもので、再現VTRなどにも容赦なくダメ出し。所のギャラが高い割には数字が取れず、ドラマを放送していた時よりも数字が下がるようなら打ち切りになるだろう。そういう流れに持って行くための枠移動と見ることもできる」(同)
所の番組が移動した枠の裏番組には、各局の人気バラエティーが並ぶだけに、苦戦は必至だ。