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甘利氏問題で野党ヒアリング、広島県連 1.5億円問題で要望

 野党は自民党の甘利幹事長をめぐる現金授受問題のヒアリングを行いました。

立憲民主党 黒岩宇洋衆院議員
 「政治とカネの疑惑から未だ逃げていると。未だ説明をしていない方が幹事長に就いている」

 2016年、この問題で甘利氏は経済再生担当大臣を辞任。その後、刑事告発されたものの不起訴処分となりました。しかし、野党側は“国会での説明がなされていない“などと主張しています。

自民党 甘利明幹事長
 「私としては説明責任も含めて責務を果たし終えたと考えております」

 甘利氏は5日の会見で“検察が不起訴と判断した”などと改めて反論しています。一方、別の「政治とカネ」の問題も・・・

自民党広島県連 中本隆志会長代理
 「まだ今のやり方では、広島県民、また国民の皆さんは納得してませんよ、ということもお伝えをいたしました」

 5日、広島県連の幹部が岸田総理と面会。おととしの参院選の買収事件をめぐり、自民党から河井氏の陣営に支給された1億5000万円について、再調査と再発防止を求めました。岸田総理は「十分確認をしたうえで、必要であればしっかりと説明をする」と応じたということです。