伊藤忠商事は、今年4月から来年3月までの1年間の業績予想が過去最高の7500億円になると発表しました。
伊藤忠商事 石井敬太 社長
「絶好調の歴史的な上期決算となりました」
伊藤忠商事が発表した今年9月までの半年間の連結決算は、最終利益が前の年の同じ時期に比べておよそ2倍の5006億円となりました。これは半期として過去最高を記録した2019年の5013億円と同じ水準です。また、今年4月からの1年間の業績予想については、これまでの予想から2000億円上方修正し、過去最高の7500億円としています。
石井社長は会見で、アメリカの量的金融緩和の縮小などの影響を「見えない部分が多い」としたうえで、「影響が限定的なら7500億円より上にいくとみている」と述べました。
大手総合商社では三菱商事や三井物産、住友商事や丸紅なども、1年間の業績予想を過去最高に上方修正しています。