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 大規模な情報漏えいが起きた際に企業がとるべき対応を強化する改正個人情報保護法の全面施行が来年4月に控える中で、企業へのハッカー攻撃が増加している。ハッカーが狙うのは対策が不十分な非上場企業で、信用低下などで被害が受けるダメージは大きい。また、改正法の全面施行後は、情報漏えいが起きた場合に企業が本人への通知などの対応を求められるケースが増える見通し。このため企業の間ではセキュリティー予算を増額する流れも出ている。