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岸田文雄前政調会長(春名中撮影)
岸田文雄前政調会長(春名中撮影)

自民党総裁選(17日告示、29日投開票)への出馬を表明している岸田文雄前政調会長は5日、フジテレビ番組に出演し、医療提供態勢の強化に向け、「今やるべきことをしっかりやることが第一だが、そのうえで必要であれば法改正も考えていく」と述べ、新型コロナウイルス特別措置法などの改正の必要性に言及した。

岸田氏は新型コロナ対策として、病床確保の徹底や大規模宿泊施設の借り上げなどを通じ、「医療難民ゼロ」を目指すことを打ち出しており、「法改正も念頭に置きながら、国の責任やリーダーシップをはっきりさせなければならない。地域の医師会をはじめとする民間の医療関係者にも協力を促す流れをつくることも大事だ」と強調した。

また、総裁選で掲げる数十兆円の経済対策に関しては「(衆院選前に)考え方は示す。具体的な財源などは選挙が終わってからの議論になると思う」との見通しも示した。

菅義偉首相が新型コロナ対策に専念することを理由に総裁選不出馬を表明しながら、河野太郎ワクチン担当相が出馬に向けた動きを進めていることについては「首相と一閣僚の立場は当然違う。河野氏は自分の役割を果たしながら総裁選を戦えると判断したのだろう」と述べるにとどめた。

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