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 「中長期的には洋上風力に関わる全てのサプライチェーンにおいて日本企業が参加できる可能性はある。日本の海底を考えると『浮体式』の技術が必要で日本では研究が進んでいる。技術の商業化に向けて日本企業と戦略的なパートナーシップを組むことは非常に興味深い選択肢だ。日本企業と組んで他国の市場に展開する可能性は十分ある。日本の今後の洋上風力産業にとって、国内市場にとどまらず世界を目指すことは重要だ。大手メーカーだけでなく、中小企業の中でも素晴らしい技術や可能性を持っているところがある。品質が高く競争力があれば海外に展開できる」  【プロフィル】かさまつ・じゅん 上智大国際教養卒。富士通入社。クレディ・スイ…