もっと詳しく

 岸田文雄首相は5日午前、バイデン米大統領と電話会談した。4日に就任した首相が外国首脳と電話協議するのは初めて。大統領は、中国が力による現状変更の試みを続ける尖閣諸島(沖縄県石垣市)について、米国の対日防衛義務を規定した日米安全保障条約第5条の適用対象であることを明言した。両首脳は北朝鮮による拉致問題の解決に向けて連携することを確認。対面形式での首脳会談を早期に実現することでも一致した。