イラクの政情、特にシーア派内部の分裂を克服すべく、ファタハ連合の指導者hadi amryの自宅で、サドル師も含めたシーア派各派幹部の会合が開かれたが、成果はなかったことは報告しましたが(サドル師は、会合後、多数派による政府樹立の要求を固執したと伝えられる)al sharq al awsat net は、このamryが4日、選挙は不透明で不公正で、平静な状況では行われなかったとして、選挙を無効とすべしと発言したと報じています・
記憶するところでは、選挙日の前後を含め、イラクは概ね平静で、大掛かりな騒ぎはなかったように思われ、不正とか不透明とかの非難が大きくなったのは、選挙の結果サドル派が躍進し、親イラン派が軒並み犠牲を減らしてからだと思われるが、記事は現在のところamry等は法に従って異議申し立てをしてるが、今後武力に訴える可能性もあるとしています
(なんだかトランプの敗戦後の米国みたいですが、イラクの場合、そんなことになれば、国中に武器が拡散しており、イランの意を受ける勢力も協力で、まさに悲劇的な方向に向かう可能性が出そうです)
العامري يطالب بإلغاء نتائج انتخابات العراق | الشرق الأوسط (aawsat.com)
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