2004年11月に奈良市立富雄北小1年だった有山楓さん(当時7歳)が誘拐・殺害された事件で、楓さんの父親(47)が5日、同市内で講演し、「頑張り屋で優しい娘を一瞬にして奪われた。今でも苦しい気持ちになるが、楓が生きていたことを覚えていてほしい」と訴えた。遺族は毎年心情をつづった手記を出しているが、公の場で事件について話すのは初めて。子ども食堂への食材配達に同乗垣間見えた貧困や格差父親が講演したのは、「犯罪被害者支援奈良県民のつどい」(県など主催)。 全文
毎日新聞 12月05日 21時14分
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