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宮内庁が管理している千葉県市川市の「新浜鴨場」=2016年7月

 千葉県は5日、同県市川市の宮内庁新浜鴨場で、高病原性の疑いのある鳥インフルエンザが確認されたと発表。飼育しているアイガモとアヒル計約330羽を殺処分した。県によると、今季の農場や施設での確認は関東では初めて。

 新浜鴨場にある飼育場3カ所のうち1カ所で、3~4日に計11羽が死んでいるのが見つかった。4日、簡易検査で陽性が確認され、遺伝子検査で5日に確定した。

 千葉県内では昨シーズン、11農場で鳥インフルが確認され、約456万羽を殺処分。熊谷俊人知事は対策本部会議に出席し「養鶏業が大きな打撃を受けることがないよう感染防止に努めていく必要がある」と話した。