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今回紹介するのは、タスカジ家政婦・seaさん。人生観を映し出すドキュメンタリー番組「7ルール」を振り返り、働く女性たちへのヒントを探る連載。

seaさんってどんな人?

今回の主人公は、家事代行サービス「タスカジ」で予約殺到の人気家政婦・seaさん

ただ部屋を片付けるだけでなく、その後も散らからない収納術で“リバウンドしない部屋”を作り、暮らし自体を整える片付けが利用者の心をつかんでいる。

「巧の技」「わが家の守り神」など彼女を称賛する声は多く、片付け依頼のオファーが絶えない。

この職を選んだ理由とは――

国立音楽大学卒業後、元々は音楽活動をしていた彼女。

家事代行を始めたきっかけは、偶然見つけたアルバイト。依頼者に喜ばれることにやりがいを感じ、片付けのノウハウを徹底的に研究したという。そして家事代行歴は25年を迎え、延べ約6500件の家庭をサポートしてきた。

そんな彼女だが、意外にも「掃除も片付けもたぶん好きじゃない」のだとか。

seaさんの「7つのルール」

さて、そんな彼女が「いつもしている7つのこと」=「セブンルール」とは…?

■1. キッチン周りは「見える化」する

キッチン周りを片付けるときのコツは、あらゆる物が見えるにすること。特に食品は、見えなくなった途端にそのまま使わず埋もれてしまうため。

■2. 1軍はゆったり、2軍はみっちり収納

よく使う1軍のものは手が届く範囲にゆったり、あまり使わない2軍は手が届かないところにみっちりしまう。これが彼女が目指す、断捨離しなくても使いやすく物が溢れない収納術。

■3. 自宅の掃除は毎朝5分

毎朝5分、自宅の掃除をするのが彼女の日課。一気に掃除するのではなく、ちょっとずつでも毎日続けたほうが家全体がきれいになるから。

■4. 夫との家事分担は超細かく

家事は徹底的に細分化し、夫と分担するのが彼女流。以前は全ての家事を彼女がやっていたというが、負担を分散させたことで喧嘩もなくなったという。

■5. 家族ごとにエリアを棲み分ける

家族で使う共用スペースを片づけをする際、家族ごとにエリアを棲み分けるのが彼女のスタイル。自分のエリアがはっきりすることで、置き場も定まるという。

■6. 依頼者の家にあるものにコメントしない

人の私生活に触れるこの仕事で、彼女が信頼を得続けるために徹底しているプロとしてのルールが。それは、依頼者の家のあるものについてコメントをしないこと。

■7. 家族が仲良くなる片付けをする

部屋が散らかっていると夫婦喧嘩にもなれば、子どもを叱る罪悪感に苛まれる親もいる。そのため彼女は、片付けを意識しなくても自然と片付く家づくりを通して、家族が仲良くなる仕掛けづくりをしていきたいという。

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「7ルール」は、カンテレドーガで無料配信中

次回の放送は、11月23日(火)よる11時00分〜。今年の「キングオブコント」で女性唯一のファイナリスト! お笑い芸人・蛙亭イワクラさんを紹介。

Oggi.jpでは、番組を振り返りながら働く女性たちへのヒントを見つけていきます! ぜひチェックしてみてくださいね♡