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群馬県庁(柳原一哉撮影)
群馬県庁(柳原一哉撮影)

群馬県などは5日、新たに30人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表、うち26人がクラスター(感染者集団)が起きた太田市の工場の従業員だった。同工場では4日までに16人(2日=13人、3日=1人、4日=2人)の陽性が確認されており、感染者は計42人となった。

全国的に見ても突出した人数ということもあり、県は今後、約300人の従業員のPCR検査を行う。

県によると、感染した42人は10代から50代の男女で、うち29人がワクチン2回接種を終え2週間が経過したブレークスルー感染。未接種が9人、不明(確認中)4人。重症者はおらず軽症か無症状。家族などから陽性者は出ていない。抽出検査などにより、いずれもデルタ株とみている。

県の感染症・がん疾病対策課は「県内の連日の感染者数は全国的にも多いが、冷静に対応してほしい」と呼び掛け、ワクチン接種後も油断せず、マスクの着用やこまめな換気など感染対策の徹底を求めている。

5日に陽性が確認された30人を管轄別でみると、県が29人(保健所別=太田16人、伊勢崎、県外4人、館林3人、桐生2人)、高崎市1人で、累計は1万6953人となった。

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