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 河野太郎行政改革担当相は5日の記者会見で、米ファイザー製新型コロナウイルスワクチンについて、47都道府県に配送する数量を発表した。10月上旬までの配送で、12歳以上の接種対象者の8割分に達するという。

 同社から輸入される7~9月分の7千万回分が7600万回分に増えることも明らかにした。ファイザー社側に要請していた前倒し供給によるものかどうかは明言を避けた。

 今回の発送は、8月30日の週から9月27日の週にかけて配送。「予見性を持って、接種計画を立てやすくなる。都道府県が接種状況に応じて、市区町村への配分を調整してほしい」と述べた。