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 日本航空が2日に令和4年3月期の最終赤字予想を発表し、既に業績見通しを公表済みのANAホールディングス(HD)とともに、航空大手2社はそろって2年連続の赤字に沈む。ただ、両社とも下半期は新型コロナウイルスのワクチン接種拡大などが旅客需要の回復を後押しするとみる。本業のもうけの損益で日航は4年3月の月次で、ANAHDは4年1~3月期にそれぞれ黒字化を見込み、前提となる需要予測を国内線で今年度末に85~90%程度と設定した。もっとも、現在も旅客の回復ペースは鈍く、感染の「第6波」など先行きの懸念材料は多い。