ヤクルトの中村悠平捕手(31)が5日、神宮球場で行われたファン感謝イベントで、海外フリーエージェント(FA)権を行使せず残留すると明らかにした。国内FA権の条件を満たす2019年のシーズン前に3年契約を結び今季が最終年だった。ファンに向けて「来年もヤクルトでお世話になります」と語った。
日本シリーズでは全6試合に出場して打率3割1分8厘、3打点をマークし、捕手としても投手陣を引っ張って最高殊勲選手(MVP)に選ばれた。「日本一で終われて幸せ。またみんなで笑顔になれるように頑張る」と活躍を誓った。