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あの漢字に似ているけど、何と読むかわからない漢字ってありますよね。今回は「孑」の読み方を紹介します。

「孑」の読み方は?

よく似ている漢字でも、意味も読み方も違うものがあります。例えば、「人」と「入」。人は「ひと」と読む一方で、入は「(はい)る」と読みます。意味も違いますね。こうした漢字は日本にまだまだあります。

今回ピックアップするのは「孑」と「子」です。「子」は読めますが、「孑」は何と読むでしょうか。

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答えは「孑(ケツ・ゲツ・ひとり)」

正解は、音読みで(ケツ・ゲツ)、訓読みで(ひとり)でした。子(こ)とは全く違う読みでしたね。正解できましたか?

「孑」は「1. ひとり、ひとつ。2. のこり、あまり。3. 小さい」といった意味を持つ、漢検1級の漢字。

「孑」と「子」の違いは、横棒をはねるようにして書くかどうか。「子」は横棒を真っ直ぐ書きます。

普段見ることのない「孑」ですが、孤立するさまを表す「孑然(けつぜん)」、「孑孑(けつけつ・ぼうふら)」と読み、地名では兵庫県宝塚市に、伊孑志(いそし)があります。

パソコンや携帯で見ると、かろうじて「孑」と「子」の違いはわかりますが、手書きで書くと判別は難しそう。もし書く場合は、少し大げさに書いてみるといいですね。

いかがでしたか? 漢字を辿っていくと、意外な発見があって楽しいですね。

次の問題はこちら▶「杮」は何と読む? “かき”ではありません! 実はアノ言葉〈難読漢字〉

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