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中国軍の爆撃機「轟6」(台湾国防部提供・共同)

 【ワシントン共同】米国務省のプライス報道官は4日の電話記者会見で、中国軍の戦闘機などが台湾の防空識別圏に進入したことに関し「台湾への軍事、外交、経済的な圧力と威圧を止めるよう中国に強く求める」と強調し、中国の「挑発的な軍事的活動」に強い懸念を示した。

 その上で、中国軍の台湾防空圏進入は、地域の平和と安定を破壊する行為だと批判。「米国の台湾関与は極めて堅固なものだ。台湾海峡の平和と安定の維持に向け役割を果たす」と表明した。