シャープは、衣類の乾燥力を高めた「ハイブリッド乾燥NEXT」搭載の洗濯乾燥機「ES-W114」を発表。9月16日から発売します。市場想定価格は38万円(税込)前後です。
ES-W114は、業界で唯一をうたう湿度センサーを搭載したうえ、AI制御により乾燥力を進化させたハイブリッド乾燥NEXTを搭載。乾燥運転開始時から温度・湿度センサーで衣類の素材を見極めることで、衣類を温めるヒーターと、衣類から出る湿気を除湿するヒートポンプを洗濯機本体のAIで制御しながら、衣類に合わせた効率的な乾燥が可能になったとしています。
この際、厚手のパーカーなどの乾きにくい衣類と判断した場合は、衣類の温度を約60度に保つよう運転し、消費電力量を抑えながら、衣類の乾燥ムラを抑えるとのこと。一方で、乾きやすい衣類と判断した場合は、省エネかつ低騒音、さらにはスピーディーな運転で乾燥するそうです。
また、スマホアプリ「COCORO HOME」の機能「COCORO WASH」を利用して、外出先や離れた部屋から、洗濯終了予定時刻の変更や乾燥運転の追加・取り消しが可能です。さらに、洗剤・柔軟剤購入サービスにも対応。液体洗剤・柔軟剤自動投入タンク内の残量を検知して、COCORO HOMEのタイムラインや洗濯機からの音声で購入のタイミングを知らせてくれます。
このほか、好評としている「乾燥フィルター/乾燥ダクト自動お掃除」機能を搭載。乾燥フィルターに溜まったホコリを、乾燥運転終了後に自動で掃除して集めてくれるため、集まったホコリをつまんで捨てるだけのほか、乾燥ダクト内の形状を最適化することで、風通しがよくなり、ホコリが溜まりにくいといいます。
容量は洗濯が11kg、乾燥が6kg。運転時間は洗濯11kg時で約35分、洗濯から乾燥まで(6kg)で約155分です。また、本体サイズは約幅640×奥行き727×高さ1115mm、重量は約83kgとなっています。
なお、ハイブリッド乾燥NEXT非搭載の「ES-WS14」も発表。こちらは、COCORO WASHや液体洗剤・柔軟剤自動投入には対応しています。容量はES-W114と変わらずで、運転時間は洗濯11kg時で約43分、洗濯から乾燥まで(6kg)で約170分です。また、本体サイズは約幅640×奥行き727×高さ1115mm、重量は約80kgとなっています。市場想定価格は34万円(税込)前後です。