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 帝人は、人工関節などの埋め込み型医療機器を手掛けるグループの帝人ナカシマメディカル(岡山市)が、同業メーカーのKiSCO(キスコ、神戸市)から脊椎固定材料事業を買収することを決めた。来年2月をめどに譲り受ける。買収額は非公表。高齢化に伴い、埋め込み型医療機器の需要は高まっており、事業規模を拡大する狙いだ。令和3年3月期で約50億円だった売上高を7年までに100億円に倍増させたい考え。KiSCOは大塚ホールディングスのグループ会社。