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パラリンピックのマラソンが都心を巡るコースで行われ、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため沿道での観戦自粛が呼びかけられましたが、人が集まる場所も見られました。

東京パラリンピックは最終日の5日、マラソンが都心の名所を巡る42.195キロのコースで行われました。

感染拡大を防ぐため、スタッフやボランティアが沿道での観戦自粛を呼びかけましたが、競技を一目見ようと人が集まる場所も見られました。

このうち、選手が3度通過する千代田区の神保町の交差点では、午前6時前から集まり始めました。

選手が通過する時間には家族連れなど大勢の人で混雑し、拍手をしたり声をかけたりして応援していました。

5歳の娘とともに訪れた30代の男性は「ためらいはあったが雨も降っていて人は少ないと思って来ました。夏休みにどこにも連れて行ってなかったので子どもに見せてあげたかった」と話していました。

また、78歳の女性は「自粛の呼びかけはもっともだが見ることができる機会はこれきりです。拍手で応援し、しゃべらないようにしました」と話していました。