【ワシントン共同】トランプ前米大統領(共和党)は4日、支持者らによる議会襲撃から1年となる6日に合わせて南部フロリダ州の邸宅で開く予定だった記者会見の中止を発表した。自身が敗北した2020年大統領選は不正だったとの主張を繰り返すとみられていたが、今年11月の中間選挙を控えて共和党議員らから懸念の声が出ていた。
トランプ氏は声明で、議会襲撃を巡る自身の責任を追及する民主党主導の下院特別委員会が「偏向しており不誠実」だと批判。襲撃への見解は、15日に西部アリゾナ州で開く支持者集会で表明するとしている。
バイデン大統領(民主党)は6日に議会襲撃に関し演説する。