札幌市中心部の目抜き通りで5日に行われた東京五輪の男子20キロ競歩。コース沿道では大会組織委員会が配置したスタッフらが、新型コロナの感染拡大を防ぐために観戦自粛を呼び掛けたが、気温30度を超える暑さの中、一目見ようと詰め掛けた観客で「密」が発生。スマホを掲げて写真を撮る大勢の人の姿があった。
沿道では「感染予防のため観戦自粛をお願いします」と書かれたプラカードを首から掛けたスタッフらが「立ち止まらないでください」と声でも呼び掛けたが、ゴール地点付近では観客同士が触れるほど密集する場面も。
夕方から競技が始まったにもかかわらず、厳しい日差しが降り注いだ。