こんにちは、ドコモユーザー歴24年でドコモ経済圏どっぷりの長井ジンセイ(longlife_JN)です。
2021年5月からdカード GOLDを保有し約4ヶ月が経過しましたが、目論んでいた年会費分以上のdポイントは果たして獲得出来そうなのか?はたまた損しているのか?
dポイント還元実績など一次レビューしてみたいと思います。
はじめに:dカード GOLDとは
dカード GOLDは、dカードと共にNTTドコモが発行するクレジットカードです。
クレジットカードに加え、電子マネー「iD」、dポイントカードの3つの機能が1枚になっているのが特徴です。
メリットやデメリットは前回エントリーに記載したので、今回は割愛します。
最大のデメリットである年会費、dカード GOLDならではのdポイント還元(ドコモ料金10%・d払い+0.5%)で回収しよう!…というのが私の目論見です。
dカード GOLDの年会費
目標金額となるdカード GOLDの年会費や、周辺情報について改めて確認しておきましょう。
dカード GOLDの年会費はいくら?
11,000円(税込)
利用の有無に関わらず問答無用で徴収されます。
dカード GOLD年会費はどうやって支払うの?支払い時期は?
当該dカード GOLDの利用実績として、クレジットカードの利用明細に計上されます。
私の場合、2021年5月11日がdカード GOLDの切り替え日(dカードからのアップグレード承認)で、その4日後にはもう年会費が利用実績として上がって来ていました。
dカード GOLD年会費のクレジットカード支払いでdポイントはつくの?
dポイント獲得履歴とも照合してみましたが、残念ながらdカード GOLDの年会費はdポイントの付与対象外でした。
いわば11,000円の先払い、その後11,000円分以上のdポイントを獲得出来るかどうかの戦いが始まる…って感じです。
dカード GOLDのdポイント還元実績
我が家のドコモ関連支払い(ドコモ光・ドコモ回線料金)で11,000円分以上のdポイントが得られる…と目論んだ訳ですが、果たして実績はどうだったでしょうか?
獲得ポイント確認はdポイントアプリかサイトから
dポイント獲得履歴の明細は、dポイントのアプリまたはサイトから詳細の確認が可能です。
明細に「dカード GOLD特典」と記載される
以下が実際のdポイント獲得明細です。
ドコモ光およびドコモ回線の利用料金について、dポイントクラブ会員を対象としたポイント(1%)+「dカード GOLD特典」としてのポイント(9%)の合計が10%となっています。
1%分は通常のdカードでも貰えるので、dカード GOLDの恩恵は実質9%分となりますね。
「税抜1,000円ごとに100ポイント」と丸められた後の付与なので、1%分だけで比較するとdカード通常(税込100円ごとに1ポイント)よりもdカード GOLDの方が条件が悪くなります。
[例]税込6,500円の1%還元分:通常だと65ポイント/GOLDだと50ポイント
これでドコモ光:540ポイント+ドコモ回線:270ポイント=810ポイント/月となりますが、これではまだ年会費の月割り換算額=917ポイントに届きません…
[ポイント共有グループ]家族分は獲得・利用明細が表示されない
先日来家族3人ドコモユーザーとなった我が家では「一括請求サービス」を使いつつ(私が支払いorz)、妻にdカード GOLDの家族カードを持たせ、「ポイント共有グループ」化しています。
ある日dポイントアプリを見ると前日より1000ポイント以上減っていてビックリ!
心当たりがないのでポイント獲得・利用明細を見てみるも、該当する項目は見当たらず…
そこで妻に確認すると、ファストフード店でポイント利用したとのこと…(テヘペロ的な軽いノリ)
ポイント共有グループで自分以外の人が獲得・消費したポイントは、自分のdポイントアプリ/サイト上では明細が出ず、トータルのポイント増減しか把握出来ないのです。
突然増えたり減ったりするのにその内容が自分では判らないので、トータルポイント数だけの反映ではなく、家族アカウント分とわかるようにして明細も出して欲しいですね…
家族回線分の「dカード GOLD特典」付与状況を確認
さて妻のドコモ回線利用料金分は「dカード GOLD特典」が適用されているのでしょうか?
家族のdポイントアプリから明細を確認
妻のスマホのdポイントアプリで獲得・利用履歴を確認したところ、妻の回線利用に対するdポイント付与がようやく確認出来ました!
※妻にdカード GOLDを持たせているからこその還元です
これでドコモ光:540ポイント+ドコモ回線:630ポイント(私:270+妻:360)=1170ポイントとなり、1170×12=14,040ポイント>11,000円となり、dカード GOLD年会費の元を取れる見込みとなりました。
家族のドコモ利用料金×dカード GOLDのdポイント還元実績額の対比
dカード GOLDの10%還元は対象が限られ詳細に確認するのは大変なので、以下は各「支払い総額」に対するdポイント還元の対比表となります。
支払総額 (2019/7実績・税込) |
dカード GOLD特典還元額 (9%分) |
|
私 (ギガライト2:〜1GB) |
3,709 | 270 |
子 (キッズケータイ) |
677 | ー |
妻 (ギガライト2:3〜5GB) |
6,808 | 360 |
ドコモ光 (TVオプション等含む) |
7,583 | 540 |
合計 | 18,777円 | 1,170ポイント |
前回エントリーに記載しましたが、スマホの端末分割支払い代金とかケータイ補償の費用とか対象外の金額も多く、支払い総額に対しての10%(通常の1%を除くと9%)にはならないことがよく解るかと思います。
ahamo契約だと「dカード GOLD特典」はどうなるか?
現在私も妻もギガライト2契約ですが、通信費削減のためahamoへの変更も候補に上がっています。
ほぼテレワークの私は外でパケットを消費する機会も少なく〜1GB/月でahamo料金未満に収まりますが、毎日出勤の妻が〜5GB/月で基本使用料分が3,480円となっており、切り替え・節約の検討余地があります。
ahamo契約にした場合、dカード GOLD特典の10%はどうなるのでしょうか?
<ahamo>dカード GOLDご利用額10%還元特典
dカード利用金額に対して100円(税込)ごとに10ポイント進呈となり、上限は300ポイント/月と定められています。
これはahamo利用料も対象になるとのことで、税込2,970円だと290ポイントが付与されることとなり、その他100円以上のカード利用が他にあれば上限MAXの300ポイントが月々貰える計算になります。
<ahamo>dカードボーナスパケット特典
ahamo契約のdカード GOLDユーザーは「+5GB/月」の特典が受けられ、25GB/月のパケット容量が使用可能となります。
※ノーマルdカードは+1GB/月
ahamo利用料金のdカード GOLD支払いで290ポイントは確実に貰える
ということで、仮に妻の契約をahamoに変えたとしても、290ポイントは貰える計算になることが判りました。
ドコモからahamoへの切り替えで使えなくなるサービスに注意
シェアパックやデータ専用プランなど、ahamoへ切り替える際に廃止や変更が必要なサービスがあるので、切り替え前には要チェックです。
我が家の場合は特に該当するものはないかな…と思っていたら、唯一ヒットしたのが「イマドコサーチ」。
子供に何かあった時の保険として、キッズケータイのGPS捜索が出来るように契約しています。
このイマドコサーチはahamoでは残念ながら使えないとのこと…
探す側は勿論、探される側もahamo契約ではイマドコサーチは使えないとのことで、子どもがもう少し大きくなりahamoを持たせたとしても、GPS捜索が出来ないというのややは痛いですね。。
ただ私がドコモ契約を維持するのであれば、妻が使えなくなってもまあ大丈夫かなということで、妻はドコモ契約からahamo契約への切り替えを進める方向で最終検討することとします。
まとめ:dカード GOLD年会費の元は取れそうだが、通信費削減観点では課題あり
ということで、dカード GOLD特典により月間1,100〜1,170ポイント=年間13,200〜14,040ポイントが獲得できる見込みで、我が家では「損した…」という状況にはならなそうであることが判りました。
11,000円の年会費を差し引いて、実質は年間2,000〜3,000円程度のお得感ですね。
d払いの+0.5%還元やTHEO+ docomoの手数料割引など、他にもdカード GOLDによる恩恵を受けられている(・今後受けられる予定)ものが若干あります。
私のようなドコモユーザーなら、年会費分以上のdポイント獲得=実質無料で使い得るゴールドカードということで、「dカード GOLDはお得」と言ってもいいのではないかと思います。
ただインターネット・携帯電話で18,000円以上/月となる我が家の支出額については、家族3人世帯の平均額14,454円を超えており、上記dポイントお得分を差し引いてもまだ見直し・節約の余地があるなと感じています。
dカード GOLD加入やドコモ光への切り替え時には各キャンペーンで数万円の得をしており、いわば貯金がある状態ではありますが、節約観点で更に出来ることを探していきたいと思います。
The post dカード GOLDのdポイント還元実績公開〜ゴールドカード年会費の元は取れるのか?〜 first appeared on 後悔ゼロ!早期退職ラボ|投資・副業・節約でセカンドライフ準備.