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プロ野球の選手会は、ロッテの査定担当者が一部の選手に対し、来シーズンの年俸について「一律25%ダウンでスタートする」と説明し事前交渉を行っていたとして、ロッテ側に抗議文を送りました。選手会によりますと、ロッテ側は、担当者の説明が誤解を生む内容だったことを認めた一方、一律25%ダウンでスタートする説明をしたことは否定したということです。

選手会によりますと、ロッテの一部の選手から年俸の事前交渉の際、査定担当者から「オフの契約更改は一律25%ダウンからスタートする」という説明を受けたという報告があったということです。

プロ野球の選手会は去年、新型コロナウイルスで各球団の収入が減り契約更改への影響が懸念されたため12球団側に対し、▽年俸の一律カットを一方的に決めないことや▽選手が納得できるよう丁寧な説明を行うことなどを求める要望書を送っていました。

選手会は11月26日にロッテ側に抗議文を送って、事前交渉のやり直しなどを求め、3日にはロッテ側から説明を受けたということです。

選手会によりますと、ロッテ側からは一律で25%ダウンでスタートする方針は採用しておらず、担当者の説明が誤解を生む不適切なものだったことを認め、謝罪があったということです。

一方で、担当者が一律25%ダウンでスタートする説明をしたことは否定したということです。