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「ポスト菅」を選ぶ自民党総裁選の告示まで2週間を切る中、出馬に意欲を見せる議員たちはこの週末も精力的に動いています。
自民党 岸田文雄前政調会長
「総裁選挙に向けて国民の声を聞き、政治の信頼を回復する。これをテーマにこの総裁選挙、臨んでいきたい」
総裁選への出馬を表明している岸田前政調会長はきょう、オンラインで市民と交流し、「コロナ対策」など岸田氏に寄せられた質問に答えました。岸田氏はこうした交流を通じて政策への理解を訴えると共に、総裁選での地方票の獲得につなげたい考えです。
一方、総裁選への出馬について「白紙」としてきた石破元幹事長ですが、この週末は二階幹事長らと会談。二階氏は「しっかり頑張れ」と激励したということです。石破派幹部は「総裁選の出馬に必要な20人の推薦人は確保できた」と話しますが、派内にも出馬には慎重な意見もあって、明日以降、最終的な判断をすることにしています。
このほか総裁選には河野氏や高市氏らが出馬の意向を固めるなど、総裁選は混戦となる見通しです。(05日17:13)