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【2021年】お得に使えるETCカードおすすめ10社!選び方や発行方法、使い方まで詳しく解説

高速道路を使う際に必ず持っておきたいETCカード。

料金所をスムーズに通過でき、さらに割引やポイント還元も受けられるなど、メリットが大きいですよね。

今回は2021年現在、とくにお得でおすすめできるETCカードを10社ご紹介します。

また、ETCカードの種類や発行方法、使い方まで詳しく解説します。

ETCカードを使ったことがないという方でも、この記事を読んでいただければスムーズに、お得に使いはじめられますよ。

【2021年】お得に使えるETCカードおすすめ10社!

2021年、とくにお得でおすすめのETCカードは以下の10社です。

それぞれのカードの概要や特徴を、詳しくご紹介しましょう。

JCB CARD W

JCB-CARD-W

年会費 永年無料
ETCカード 年会費 無料
手数料 無料
ポイント還元率 1.0%~5.5%
申し込み条件 18歳~39歳
国際ブランド JCB
キャンペーン ■Amazon.co.jp利用でご利用額の30%キャッシュバック
■お友達紹介で最大5,000円相当プレゼント
■家族カード入会でJCBギフトカード最大4,000円分プレゼント

「JCB CARD W」は、JCBが発行するクレジットカードのなかでとくに還元率が高く、最大で5.5%というポイント還元を受けられます。

18~39歳までしか入会が認められていない若年層向けのカードですが、40歳以降になっても年会費永年無料で持ち続けることが可能です。

男性

ETCカードの年会費や、発行手数料も無料です

カードの維持費を一切かけずに持てることが魅力的で、申し込み条件を満たしているすべての方におすすめできます。

JCB CARD Wをおすすめできる方

  • 39歳以下の方
  • クレジットカードの維持費を抑えたい方
  • Amazonを利用する方

JCB CARD Wの詳細を見る

三井住友カード ナンバーレス

三井住友カード ナンバーレス

年会費 永年無料
ETCカード 年会費 条件つきで無料
手数料 無料
ポイント還元率 0.5%~5%
申し込み条件 満18歳以上(高校生は除く)
国際ブランド VISA、Mastercard
キャンペーン ■新規入会&ご利用で最大13,000円相当プレゼント

「三井住友カード ナンバーレス」は、年会費永年無料のクレジットカードです。

カードにナンバーが刻印されないナンバーレスタイプなので、犯罪被害に遭うリスクを最小限に抑えられます。

また、コンビニ大手3社(セブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン)とマクドナルドでタッチ決済をした場合、ポイント還元率が5%に上がります。

女性

日常的にコンビニで決済を行う方にはとくにおすすめのカードですね

ETCカードの年会費は2年目から550円(税込)ですが、前年に1度でもETCの利用があれば年会費無料が維持されます。

三井住友カード ナンバーレスがおすすめの方

  • 年会費が永年無料のクレジットカードを持ちたい方
  • コンビニを利用することが多い方
  • 防犯性の高いクレジットカードを持ちたい方

三井住友カード ナンバーレスの詳細を見る

VIASOカード

VIASOカード

年会費 永年無料
ETCカード 年会費 無料
手数料 1,100円
ポイント還元率 0.5%~1.0%
申し込み条件 18歳以上で安定した収入のある方
国際ブランド Mastercard
キャンペーン ■新規入会で最大10,000円キャッシュバック

「VIASOカード」は、ETCカードの発行には初回のみ手数料1,100円がかかりますが、ETC利用料金や電話代、プロバイダ料金をVIASOカードで支払った場合、2倍のポイントを受け取れます。

さらに、たまったポイントをそのまま自動還元する「オートキャッシュバック機能」が搭載されています。

男性

有効期限切れなどでポイントを無駄にする心配がありません

また年会費無料でありながら、海外旅行損害保険が付帯しています。

傷害による死亡・後遺障害には最高2,000万円が支払われるため、海外旅行が好きな方にもおすすめです。

VIASOカードがおすすめの方

  • ポイントを自分で交換するのが面倒な方
  • 海外旅行をする機会が多い方
  • 携帯電話料金やプロバイダ料金をクレジットカードで支払いたい方

VIASOカードの詳細を見る

楽天カード

楽天カード

年会費 永年無料
ETCカード 年会費 無料~550円
手数料 無料
ポイント還元率 1.0%~3.0%
申し込み条件 18歳以上
国際ブランド VISA、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス
キャンペーン ■新規入会&ご利用で5,000ポイントプレゼント
■家族カード新規同時入会でもれなく1,000ポイントプレゼント

ETCカードの年会費は通常550円かかりますが、楽天ポイントクラブの会員ランクがダイヤモンド会員・プラチナ会員のいずれかに該当する場合は無料です。

「楽天カード」は1人で2枚持ちができるクレジットカードです。

女性

ETCカードを2枚発行できることもメリットですね

新規入会特典も含めて、楽天ポイントがザクザクたまるので、楽天でお買い物をする機会が多い方や、楽天関連のサービスを利用することが多い方にはとくにおすすめです。

楽天カードがおすすめの方

  • 楽天を利用する機会が多い方
  • 同じクレジットカードを2枚持ちしたい方
  • 好きな国際ブランドを選びたい方

楽天カードの詳細を見る

エポスカード

エポスカード

年会費 永年無料
ETCカード 年会費 永年無料
手数料 無料
ポイント還元率 0.5%
申し込み条件 18歳以上
国際ブランド VISA
キャンペーン ■Webからの新規入会で2,000ポイントプレゼント

「エポスカード」は、カード本体とETCカードのどちらも年会費が永年無料であることに加え、年間50万円以上を利用するとゴールドカードへのインビテーションが届きます。

ポイント還元率は決して高くありませんが、無料で発行できる「エポスVISAプリペイドカード」にポイントを移行して、全国3,800万ヶ所のVISA加盟店で利用可能です。

男性

さらに全国に10,000店舗の優待店を有しており、カードを割引券のような感覚で利用できますよ

コストをかけずに得ができるカードを1枚持っておきたいという方に、エポスカードはおすすめです。

エポスカードがおすすめの方

  • 将来的にゴールドカードにステップアップしたい方
  • さまざまな店舗で特典を利用したい方
  • ポイントをプリペイドカードに移行して使いたい方

エポスカードの詳細を見る

イオンカードセレクト

イオンカードセレクト

年会費 永年無料
ETCカード 年会費 無料
手数料 無料
ポイント還元率 0.5%~1.0%
申し込み条件 18歳以上
国際ブランド VISA、Mastercard、JCB
キャンペーン ■【Web限定】新規入会・ご利用により抽選で最大11,000円相当のWAON POINTプレゼント

「イオンカードセレクト」は、全国のイオンやイオンモール、ダイエーといった系列店での利用時は、いつでもポイントが2倍になります。

また毎月10日は、イオングループ以外のお買い物にも2倍のポイントが付与されます。

ETCカードも手数料・年会費が無料であることに加え、車両損傷お見舞金制度つきです。

女性

万が一ETCの開閉バーに車が衝突してしまったとしても安心ですね

55歳以上の会員は、イオン系列店で毎月15日にお買い物する場合の代金が5%オフになります。

55歳以上の方が、ETCと日常のお買い物用に持つカードとして選んでもいいでしょう。

イオンカードセレクトがおすすめの方

  • イオンでお買い物をする機会が多い方
  • 55歳以上の方
  • 車両損傷に備えて保険に加入したい方

イオンカードセレクトの詳細を見る

セゾンカードインターナショナル

セゾンカードインターナショナル

年会費 永久無料
ETCカード 年会費 永久無料
手数料 無料
ポイント還元率 0.5%~5.0%
申し込み条件 18歳以上で提携する金融機関に口座を持つ人
国際ブランド VISA、Mastercard、JCB

「セゾンカード」の利用でたまる永久不滅ポイントは、その名のとおり有効期限なしでため続けられるポイントです。

大きなお買い物のためにポイントを温存したいという方に、おすすめですよ。

クレジットカード本体とETCカードの両方の年会費が永久無料なので、無駄なコストをかけずにETCカードを持ち続けられます。

スピード発行を実施していることも特徴のひとつで、最短5分でカードのデジタル発行ができます。

男性

今すぐにクレジットカードが欲しいという事情をお持ちの方にも最適です

現在、新規会員に向けたキャンペーンは実施されていませんが、高級ホテル・レストランで利用できる10%割引サービスを筆頭に、既存顧客向けのキャンペーンを多数実施しています。

セゾンカードインターナショナルがおすすめの方

  • ポイントの有効期限を気にせずに貯めたい方
  • スピード発行ができるクレジットカードを探している方
  • 高級ホテルやレストランを利用する方

セゾンカードインターナショナルの詳細を見る

三井住友カード デビュープラス

三井住友カード デビュープラス

年会費 初年度無料
ETCカード 年会費 初年度無料
手数料 無料
ポイント還元率 1.0%
申し込み条件 18歳~25歳の高校生を除く学生
国際ブランド VISA
キャンペーン ■新規入会&利用で最大13,000円相当プレゼント

「三井住友カード デビュープラス」は、18歳~25歳までの学生だけが発行できるカードです。

前年に1度でも利用していれば、カードの年会費1,375円(税込)と、ETCカードの年会費550円が翌年度も無料です。

満26歳以上になると、最初のカード更新時に「プライムゴールド」へのランクアップか、一般カードへの切り替えを選べます。

女性

社会人になったあともそのまま使い続けられますね

合計5万円以上の利用でボーナスポイントがプレゼントされること、大手コンビニやマクドナルドでの支払いに使用すると200円につき2ポイントが還元されることなど、学生にとって嬉しい特典が盛りだくさんです。

三井住友カード デビュープラスがおすすめの方

  • 学生の方
  • 将来的にクレジットカードをランクアップさせたい方
  • コンビニを利用する機会が多い方

三井住友カード デビュープラスの詳細を見る

リクルートカード

リクルートカード

年会費 永年無料
ETCカード 年会費 無料
手数料 無料~1,100円
ポイント還元率 1.2%~4.2%
申し込み条件 18歳以上
国際ブランド VISA、Mastercard、JCB
キャンペーン ■リクルートカード(JCB)新規入会+カードご利用で最大6,000円分ポイントプレゼント

「リクルートカード」のETCカードの発行手数料は、通常1,100円です。

ただし国際ブランドでJCBを選んだ場合は、無料で発行が可能であることに加えて、このあとご紹介する新規入会特典も受け取れます。

リクルートカードの最大の特徴は、最低でも1.2%のポイントがつくことです。

このポイント還元はETCカードにも反映されるため、車に乗って出かければ出かけるほど効率よくポイントをためられます。

「じゃらん」「ホットペッパー」といったリクルート関連企業を利用すると、さらにポイント還元率が上がります。

男性

ポイ活ができるクレジットカードを求めている方もリクルートカードを発行するといいですよ

リクルートカードがおすすめの方

  • JCBカードを持ちたい方
  • ポイント還元率が高いクレジットカードを持ちたい方
  • リクルート関連企業を頻繁に利用する方

リクルートカードの詳細を見る

apollostation card

リクルートカード

年会費 永久無料
ETCカード 年会費 無料
手数料 無料
ポイント還元率 0.5%
申し込み条件 18歳以上
国際ブランド VISA、Mastercard、JCB、アメリカン・エキスプレス

「apollostation card」は、ガソリンスタンド大手「出光」が発行するクレジットカードです。

通常カードとETCカードの両方が年会費無料なので、自己負担なく所有できます。

出光興産系列SSでカードを提示すると、ガソリン・軽油が2円/L引き、灯油が1円/L引きになるため、車の運転が大好きな方にぴったりなカードです。

また、国際ブランドでアメリカン・エキスプレスを選んだ場合、海外利用時のポイントが2倍手に入ります。

男性

さらにアメリカン・エキスプレスの入会特典も受け取れるので、アメリカン・エキスプレスのカードをお得に持ちたい方もapollostation cardを選びましょう

新規入会特典はとくに用意されていませんが、ガソリン代の割引などの独自キャンペーンが実施されており、さまざまなタイミングでお得を感じられるはずです。

apollostation cardがおすすめの方

  • 自動車やバイクの運転をすることが多い方
  • アメリカン・エキスプレスカードを持ちたい方
  • 年会費無料のクレジットカード・ETCカードを持ちたい方

apollostation cardの詳細を見る

ETCカード選びで注目したいポイント3つ

ETCカード選びで注目すべきなのは、主に以下の3項目です。

  • 年会費・発行手数料・更新手数料
  • ポイントなどの還元率
  • クレジットカードの特典・サービスの充実度

上記のポイントについて、詳しく解説していきましょう。

年会費・発行手数料・更新手数料

高速道路を利用することが年に数回前後という方にとって、たとえ数百円だとしても、ETCカードにお金をかけたくないと思う方は多いのではないでしょうか。

今回ご紹介したクレジットカードに付帯するETCカードは、いずれも年会費や手数料永年無料、あるいは条件つきで翌年度も無料といったカードばかりです。

ETCカードの所持に余計なお金をかけないように、年会費・発行手数料・更新手数料のカードを選びましょう。

ポイントなどの還元率

ETCカードは、利用料金に応じてカード会社のポイントが加算されます。

少しでも還元率が高いカードを選んだほうがお得です。

特別な条件がない、普段から高額なポイントを獲得できるカードを選べば、運転する機会があまり多くない人でも効率よくポイントをためられます。

クレジットカードの特典・サービスの充実度

ETCカードだけではなく、クレジットカード本体の特典やサービスの充実度にも注目しましょう。

たとえば「apollostation card」の場合は、ガソリン代の割引特典が付帯します。

プライベートや仕事で頻繁に車を運転する方なら、とてもお得に利用することが可能です。

ETCカードには2種類ある

個人向けに発行されているカードは、クレジットカードに付帯するETCカードと、それ以外の「ETCパーソナルカード」と呼ばれる合計2種類に分かれます。

結論としておすすめするのは、クレジットカードに付帯するETCカードです。

しかし、ETCパーソナルカードにはどんな特徴があるのか、という点も知っておきましょう。

【おすすめ】クレジットカードに付帯するETCカード

この記事でご紹介しているようなクレジットカードに付帯するETCカードは、クレジットカードの申し込み・発行と同時に受け取れることが多く、申し込みに手間がかかりません。

また、年会費や発行手数料が無料になるケースも多く、お得にETCカードを発行する手段としても有効です。

ETCを通過した料金や年会費は、ETCカードに合わせて発行したクレジットカードから引き落とされるので、ポイントを獲得できることもメリットといえるでしょう。

ETCパーソナルカード

ETCパーソナルカード(パソカ)は、主にクレジットカードを保有していない人が使うETCカードです。

東・中・西日本高速道路株式会社などが発行しています。

ETCパーソナルカードを発行するためには、年会費として1,257円の支払いが求められることに加えて、デポジット(保証金)を支払わなければなりません。

仮にETCの平均利用月額が5,000円の場合、その4ヶ月分となる20,000円を預ける必要があります。

利用料金がデポジットの80%を超過すると、一時的に利用停止となる点に注意しましょう。

ETCパーソナルカードは、それなりに大きな金額を拘束されてしまううえに、使い方によってはETCを利用できなくなる可能性もあります。

そのため、できるだけクレジットカード付帯のETCカードを準備することがおすすめです。

ETCカードを発行する4つのメリット

ETCカードを発行するメリットは、年会費が無料になるだけではありません。

以下の4点もドライバーにとって大きなメリットです。

それぞれの項目を詳しく解説しましょう。

スムーズに料金所を通過できる

ドライブの最中にストレスを感じやすいポイントといえば、高速道路の出口付近からズラっと並んでしまうような渋滞ではないでしょうか。

料金所での決済に時間がかかることは、高速道路で渋滞が発生する原因のひとつです。

しかし近年は、ETCの導入・利用によって料金所が原因の渋滞は減りつつあります。

スムーズに料金所を通過して時間を節約できるだけでなく、ガソリンの消費を抑えられることも、ETCカードを持つメリットです。

また、料金所は右ハンドルのドライバーが利用しやすいように作られているため、左ハンドルのドライバーにとってもETCカードがあれば便利だといえます。

高速料金のETC割引が適用される

ETCが普及することは日本道路公団にとっても大きなメリットにつながるため、ETCユーザー向けの割引がいくつか用意されています。

具体的な例を挙げながら解説しましょう。

■平日朝夕割引

マイレージサービスに登録しているユーザー限定で、平日の6~9時、17~20時の走行に高速道路を利用した場合、利用回数に応じて一定額が付与される

■休日割引

土日祝日に地方の有料道路を走行する普通車・軽自動車は、通行料金の30%が割り引きされる

■深夜割引

0時~4時の間に有料道路を走行した場合、通行料金の30%が割り引きされる

そのほかにも「ETC2.0割引」「アクアライン割引」「外環道迂回利用割引」「関越特別区間(水上~湯沢間)ETC料金」など、地域によってさまざまな割引を受けられます。

上記の割引は、現金を使って料金所で高速代を支払っている人は受けられません。

ETCカードを持っておけば、利便性に加えて経済面でも得ができるでしょう。

利用履歴を残せる

ETCカードの利用履歴は、カード専用アプリ、または公式サイトの会員ページ上に記録として残ります。

そのため、いつ・どこで高速道路を使い、いくらかかったのかを見える可できます。

個人も家計管理をしやすくなるというメリットを享受できますが、法人の場合は「どのルートを通れば節約しやすいのか」といった点を判断しやすくなることもメリットです。

現金で高速料金を支払う場合と比べて、支出額を抑えられるだけではなく、次回以降の運転の反省材料としても利用履歴を活用できます。

ポイントがたまる

現金で高速料金を支払ったとしても、一切ポイント還元などのサービスを受けられません。

しかし、ETCカードを利用した場合はカード決済が行われるため、利用額に応じてポイントがたまります。

仮にポイント還元率が1%のクレジットカードだった場合、高速料金1,000円につき10円相当のポイントが付与されます。

仕事などで毎日高速道路を利用する方にとっては、1日10円でも20日間で200円相当、年間にすると2,400円相当がたまるので、ETCカードは必ず発行しておきましょう。

ETCカードの発行方法

ETCカードの発行方法は、クレジットカード付帯型とETCパーソナルカードでそれぞれ異なります。

ETCカードの発行方法がわからず不安だという方は、ぜひこの項目を参考にして申請を行いましょう。

クレジットカード付帯型の場合

  1. 年会費等の条件が良いクレジットカードを選んで申し込む
  2. カード会社の審査を通過した場合、クレジットカードと同時にETCカードが発行される
  3. ETCの料金は同時に発行したクレジットカードに請求される

すでに持っているクレジットカードに付帯するETCカードを申し込む場合

  1. クレジットカード会社のHPから「追加カードの申し込み」を行う
  2. クレジットカード会社の審査が行われる
  3. 審査に通過した場合、登録先の住所にETCカードが配送される

ETCパーソナルカード(パソカ)の発行方法

  1. ETCパーソナルカード事務局に書類を郵送する
  2. RTCパーソナルカード規約にもとづく審査が行われる
  3. 審査に通過した場合、登録先住所にETCパーソナルカードが送付される

注意点として、ETCパーソナルカードの場合は、デポジットを入金するまで利用できません。

デポジットの入金・増額は払込用紙を利用して行うため、入金が反映されるまでに時間がかかります。

ドライブの予定がある場合は、なるべく早めに入金を完了させましょう。

ETCカードは複数枚発行もできる

ETCカードは複数枚発行することも可能です。

仕事用とプライベート用に分けたり、家族と別々で使ったりもできます。

基本的にはクレジットカード1枚につき、ETCカードも1枚までしか発行できません。

ただし、先ほどご紹介した「楽天カード」のような例外もあります。

ETCカードを複数枚発行する場合の注意点を、2つお伝えしましょう。

■入り口と出口で同じカードを使わなければならない

SuicaなどのIC系カードと同様に、ETCカードは入り口で使ったものと出口で使うものを合致させなければなりません。

もし入り口と出口で違うETCカードを使ってしまった場合、移動距離が認識されずにETCレーンが開かないことがあります。

うっかり違うETCカードを使って事故を起こさないように注意しましょう。

■マイレージサービスの合算はできない

ETCカードを複数所有していても、車載器に挿入できるETCカードは1枚なので、複数のETCカードを持っていてもマイルやポイントがたまるのは1枚だけです。

また、それぞれのETCカードでためたマイルやポイントの合算はできません。

いくつかのETCカードにポイントが分散されないように、注意が必要です。

お得に、そしてかしこくポイントをためるためには、軸として利用するETCカードを1枚に定めて、効率よくポイントを積み重ねられるように工夫しましょう。

ETCカードの使い方

最後に、ETCカードの使い方について解説します。

ETCカードの使用手順

ETC車載器にETCカードを挿入する

自動車に設置されているETC車載器に、入手したETCカードを挿入します。

もしも車載器がない場合は、事前のセットアップ作業が必要なので、専門店に依頼しましょう。

セットアップの料金の目安は約3,000円です。

高速道路のETC専用レーンで入退場する

自動車とETCカードを連動させられたら、実際にETCカードを使って高速道路を走ってみましょう。

この際に注意しなければならないのは、必ず「ETC専用レーン」を通ることです。

入退場の両方でETC専用レーンを通ることで、正常な決済が行われます。

料金を支払う

クレジットカード付帯型の場合、高速道路の利用料金はクレジットカード決済で支払われます。

カード会社によっては、リボ払いや分割払いの指定もできるため、状況に応じて支払い方法を決めましょう。

レンタカーや他人の車でも自分のETCカードを利用できる

最近は、マイカーを持たずにカーシェアリングやレンタカーを多用する方が増えてきました。

そのようなレンタカーなどの他人の車でも、自分のETCカードを利用することが可能です。

車載器さえあれば、自分自身のETCカードを挿入するだけで、普段どおりに高速道路を運転できます。

ETCカードは、財布やパスケースのなかに入るほどのコンパクトなカードです。

高速道路を運転する可能性がある日は、免許証と一緒に携帯すると便利でしょう。

ETCカードに関するよくある質問

最後に、ETCカードに関するQ&Aをまとめます。

ETCカードにはどんな種類がある?

個人向けに発行されているカードは、クレジットカードに付帯するETCカードと、それ以外の「ETCパーソナルカード」と呼ばれる合計2種類に分かれます。

おすすめするのは、クレジットカードに付帯するETCカードです。

詳しくは、『ETCカードには2種類ある』の項目をご覧ください。

ETCカードを発行するメリットは?

ETCカードを発行するメリットは、年会費が無料になるだけではありません。

以下の4点もドライバーにとって大きなメリットです。

詳しくは、『ETCカードを発行する4つのメリット』の項目をご覧ください。

いまオススメのETCカード付きクレジットカードが知りたい

2021年8月現在、お得にETCカードを利用できるおすすめのクレジットカードは、以下の10枚です。

詳しくは、『【2021年】お得に使えるETCカードおすすめ10社!』の項目をご覧ください。

まとめ

2021年8月現在、お得にETCカードを利用できるおすすめのクレジットカードは、以下の10枚です。

それぞれに異なる特徴や特典があるので、自分のライフスタイルにマッチするクレジットカードを選びましょう。

ETCカードを利用するメリットは以下の4点です。

このように、現金を使って高速料金を支払うよりも、利便性や費用面で多くのメリットを享受できます。

この記事では、ETCカードの申し込み方法や使い方についても詳しくまとめています。

ぜひ参考にしながら、お得なクレジットカードやETCカードを発行してくださいね。