排水施設が不十分とみられる盛り土が建設されたのは、土石流危険渓流内だった。同渓流には砂防ダムがあったものの、土石流をほとんど受け止められなかった。管理する県砂防課は、上流部にあった盛り土を災害で初めて知ったという。