今年6月、米バイオジェンとエーザイが共同開発したアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」が、米食品医薬品局(FDA)に条件付きで承認された。この承認をめぐっては、FDAの複数の諮問委員が抗議の姿勢を示すなど、まだ乗り越えるべきハードルは多い。ただ、日本の認知症治療の第一人者であるアルツクリニック東京院長・新井平伊医師は、それでも「認知症治療にとっては一筋の光のような存在」だと話す。従来の薬と何が違うのか。日本での承認に向けての課題とは何か。
今年6月、米バイオジェンとエーザイが共同開発したアルツハイマー病治療薬「アデュカヌマブ」が、米食品医薬品局(FDA)に条件付きで承認された。この承認をめぐっては、FDAの複数の諮問委員が抗議の姿勢を示すなど、まだ乗り越えるべきハードルは多い。ただ、日本の認知症治療の第一人者であるアルツクリニック東京院長・新井平伊医師は、それでも「認知症治療にとっては一筋の光のような存在」だと話す。従来の薬と何が違うのか。日本での承認に向けての課題とは何か。