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「体調が悪い」「怪我をした」「子どもやお年寄りの付き添い」など、患者が来院する理由はさまざまであるが、訪れた時は大なり小なり気分が沈んでいる。しかし医師としてはやはり、病院を出るときには、多少は気分が晴れた状態で帰って欲しいもの。そのために一番重要になるのは、医師や看護師の対応だが、待合室に流れる音楽もまた、患者の気持ちの変化に一役買うだろう。今回は、待合室で流すと患者が癒やされるような音楽について、音楽評論家でジャーナリストの平賀匡氏に、曲の背景も含め解説してもらった。