青森で震度5強 1人けが 気象庁「1週間同程度の地震注意」
きょう未明、青森県で最大震度5強を観測する強い地震がありました。気象庁は、揺れの強かった地域では、今後およそ1週間は今回と同じ震度5強程度の地震に注意するよう呼びかけています。
午前2時46分頃、東北地方で強い揺れを観測する地震がありました。震源は岩手県沖で、震源の深さは56キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.9と推定されます。この地震で、青森県階上町で最大震度5強を観測したほか、八戸市と南部町、岩手県盛岡市で震度5弱を観測しました。
この地震による津波の心配はありませんが、岩手県によると、岩手町で寝ていた80歳の女性の顔に倒れてきたテレビがあたり、軽いけがをしたということです。
気象庁によりますと、今回の地震の震源付近はもともと地震が多く、東日本大震災をもたらしたマグニチュード9の巨大地震の余震域に位置しているということです。揺れの強かった地域では、今後およそ1週間は今回と同じ震度5強程度の強い揺れを伴う地震に注意するよう呼びかけています。