東京オリンピックのために来日し、ポーランドに亡命したベラルーシの陸上選手チマノウスカヤ氏。帰国したら「投獄されるかも知れないと思った」と語りました。
「今、チマノウスカヤ選手が会見場に現れました。亡命までの経緯を語るとみられます」(記者)
「私は政治的な亡命は考えていなかった。ただスポーツを続け、ここでキャリアを継続することを望んでいます」(亡命したベラルーシの陸上選手 チマノウスカヤ氏)
Q.帰国しないと決断したきっかけは
「(空港に向かう)車の中にいたとき、祖母から電話がありました。ベラルーシに帰ってきちゃだめと言われました」(亡命したベラルーシの陸上選手 チマノウスカヤ氏)
さらに、JNNのインタビューでは・・・
「ロシアのテレビは私に精神的な問題があると言っていて、(帰国したら)病院に入れられるか、投獄されるかもしれないと思った。自分と夫の身の安全についてまだ少し不安があります。でも夫から無事と連絡があり、警察の協力でもうすぐポーランドに着くそうです」(亡命したベラルーシの陸上選手 チマノウスカヤ氏)
今回、自分の身に起こったことについては完全に理解するには数日かかるとしたうえで、「なぜこんな目に遭うのか分からない」と話しました。
ロイター通信によりますと、その後、夫はワルシャワに到着し、夫婦は再会できたということです。