もっと詳しく

 2014年に世界遺産に登録された「富岡製糸場」(群馬県富岡市富岡1-1)は、1872年開業当時の建造物が多く残り、国宝・重要文化財にも指定されている。国策として外国人技術者を雇い入れ、器械製糸の官営模範工場を建設した。そこでは日本各地からの女工が働いていたが、食費、医療費、寮費などは無料で工女余暇学校もあったという。