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Fiarphoneへの注目は年々高まっています。

昨今、どの企業もSDGs!と声高に叫んでいますが、スマートフォンメーカーとして早くから独自で取り組んでいるのがオランダのFairphone。ユーザーが自分で修理、アプデして、1つの端末を長く使えることを優先したサステナブルなスマートフォンです。今年Fairphone 4もリリースされましたが、先日、Fairphone 2にソフトウェアアップデートがはいりました。Fairphone 2がリリースされたのは6年前のことなんですね。

今回のFairphone 2のソフトウェアアプデでAndroid 10対応に。現在はまだベータ版であり、本リリースは来年中を予定。Android 5からスタートした端末が、Android 6・Android 7.1・Android 9を経て、ここまで継続してサポートされています。

「6年前のFairphone 2がAndroid 10にアップグレード。ソフトウェアサポート7年です。Android端末でこの長さは業界初。オープンソースコミュニティとともにOSを作り、テクノロジーもサステナブルの心は持てるということを証明していきます」

ネタ元のThe Vergeは、Fairphoneの継続サポートの難しさをとりあげています。問題は、Fairphoneが使用しているQualcommのチップセットのOS対応期間がすぎたあと、どうやって独自にアプデ対応をしていくかということ。ここに尽力したのは、Fairphoneを支持するコミュニティ。Fairphoneのプレスリリースでは、インド在住のソフトウェア開発者Bharath Ravi Prakashさんの名前をあげて、ボランティアとしての協力を感謝しています。

同プレスリリースでは、2019年リリースのFairphone 3、2020年リリースのFairphone 3+もAndroid 11のアプデベータ版テストを開始することも明らかになりました。

スマートフォンは、長く使う時代へ。

Source: Fairphone via The Verge

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