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シベリア北極圏の永久凍土の奥深くから、2万8000年前にさかのぼるホラアナライオンの子どもの死骸が見つかった。ただ眠っているように見えるほど保存状態は完璧。触れればすぐにも目を覚ましそうだ。

金色の毛皮は泥で固まっているがそれ以外に損傷はない。歯や皮膚、軟組織、臓器も無傷で、ひげも残っている。つめは依然として鋭く、死骸を調べた科学者の一人の指に引っかかるほどだった。

「スパルタ」というニックネ…