大気中の二酸化炭素が増えると地表の温度が上がる研究などで、早くから地球温暖化問題に取り組んでいた米国プリンストン大学上級研究員の真鍋淑郎さん(90)が2021年10月5日、ノーベル物理学賞を受賞した。誰もが認める立派な業績を残していた真鍋さん。ところが、日本のマスコミが事前に予想するノーベル賞候補者リストでは「本命」ではなかった。「ダークホース」どころか、ほぼ「無印」の扱いだった。
大気中の二酸化炭素が増えると地表の温度が上がる研究などで、早くから地球温暖化問題に取り組んでいた米国プリンストン大学上級研究員の真鍋淑郎さん(90)が2021年10月5日、ノーベル物理学賞を受賞した。誰もが認める立派な業績を残していた真鍋さん。ところが、日本のマスコミが事前に予想するノーベル賞候補者リストでは「本命」ではなかった。「ダークホース」どころか、ほぼ「無印」の扱いだった。