本田技研工業は9月末に行った新事業領域説明会の中で、いわゆる「空飛ぶクルマ」の開発方針についての説明を行ったそうだ。この「Honda eVTOL(電動垂直離着機)」は2023年に米国でプロトタイプが飛行試験を開始する予定。このHonda eVTOLの特徴としては、パワーソースにバッテリーではなくガスタービンエンジンを使用している点にあるという。これにより、電動航空機の抱えている航続距離不足問題を解決しようとしているという。計画では2020年代後半までにFAAの認定取得を完了、2030年代から事業展開を進めたいとしている(くるまのニュース)。
あるAnonymous Coward 曰く、
垂直方向の8枚のプロペラで浮上し、推進は後部の大型プロペラで行う形。飛行中は2枚翼で揚力を作り出し垂直方向のプロペラは停止する。
ホンダはホンダジェットにおいて軸流式ジェットエンジンの量産化に成功しており、その技術でガスタービンエンジンを開発するというなかなか「地に足の着いた」方向性に見える。
プロペラも回転面が乗客キャビンに重ならないような配置になっているのも手堅い印象。一度乗ってみたいですね。
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