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10月からPayPay手数料が有料化したことは過去記事でも触れているが、いくつかの店舗がpaypayの手数料を商品自体に転嫁していることから議論となっている。とくに毒舌ツイートで知られる居酒屋「黒かどや」の店主の発言などはその発言内容から話題となっているようだ(Togetter)。該当発言に関しては以下の通りとなっている。

本日のペーペー乞食

店「お会計1600円です」
客「paypayで」
店「手数料2%上乗せで1632円になります」
客「えっ?じゃあ現金で」

じゃあ現金てさ、たったの32円だよ。50過ぎのオッサンが酒場で32円ケチってどうすんだよ?酎ハイ1杯飲めねえじゃねえか。貧乏人は公園で安いパック酒でも飲んでろよ。

これに続く別のツイートで、店主はこうした行為をほかの人たちが『「規約違反」と妄想してる』とし、店主はPayPay側に許可を取ってやっているなどとする発言をしている。しかしpaypayの規約の第4条 加盟店の順守事項には

(1)PayPayを利用するPayPayユーザーが支払うべき商品等代金の金額を、事前にPayPayユーザーに通知することなく変更すること

(2)PayPayを利用するPayPayユーザーに対し、商品等代金以外の金銭の支払いを請求すること

という項目が存在しており、同店の行為は規約違反ではとする指摘が相次いでいる。一方で現金支払時は特価という形で割り引くという手法をとることにより、規約の問題は回避できるとする指摘もあるようだ。

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