米国の家計債務がかつてない規模に膨らんでいる。 ニューヨーク連銀によると、クレジットカードでの支払いや家の購入により、今年第2四半期の家計債務は前期から3130億ドル(約34兆3000億円)、2.1%増加した。 増加額は2007年以降で最も大きく、増加率も過去7年半で最大となった。 6月末時点の債務残高は14兆9600億ドルで過去最高の水準。新型コロナウイルスの流行開始前の19年末と比べると、…