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 楽天モバイルとデンソーテン、神戸大学は、ヴィッセル神戸の本拠地「ノエビアスタジアム神戸」(神戸市)で、試合終了直後の混雑緩和と会場周辺の経済活性化を目指した実証実験を始めたと発表した。

 専用スマートフォンアプリを通じて混雑状況を配信するほか、待ち時間に応じて、周辺店舗のクーポンと引き換えられるポイントを付与する。

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 スタジアム周辺に、人体などから発する熱(赤外線)の変化を感知する焦電センサーを設置。センサー情報を基に試合終了後の人の流れを予測し、公共交通機関の混雑状況(待ち時間)を、専用アプリの表示する。さらに、スタジアムの入り口や売店などに設置したスマートフォンから、混雑状況のリアルタイム映像も配信する。

 試合終了後、指定のエリア内で待機すると、時間に応じたポイントを付与。ポイントは、スタジアム内のグッズ販売店や会場周辺の提携店舗で使えるクーポンに交換できる。また、ヴィッセル神戸に関するクイズを出題するゲームも提供し、待ち時間を楽しんでもらう。

 初回の実験は、10月2日のヴィッセル神戸 対 浦和レッドダイヤモンズ戦で実施。今後、11月までの4試合で実験する。