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 「縮小均衡を志向するつもりはない。少しずつでも成長・拡大していく必要がある。国内市場が縮む中では必然的に海外市場に目を向けざるをえず、卸売り部門もメーカー部門も海外展開を視野に入れた活動を始めている。一方、国内市場でもやれることはまだある。認知度が高くても使用経験は少ない商品もあり、潜在ニーズを掘り起こす余地がある」  【プロフィル】まつうら・よしはる 早稲田大社会科学部卒。三星堂(現メディパルホールディングス)勤務を経て昭和63年にピップフジモト(東京)に入社し、平成17年にピップトウキョウ社長。22年、同社とピップフジモトの合併で設立されたピップの副社長に就き、30年1月から同社社長を務…