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ノーベル物理学賞の受賞者に真鍋淑郎さんが決まったことについて、地球温暖化対策の初の国際的な枠組み、京都議定書などの交渉にあたった環境省の元幹部は「当時は地球温暖化を疑う声もある中で科学的な知見を示してくださったことは国際交渉に臨む立場としてとても勇気づけられた」と述べました。真鍋さんは各国の地球温暖化対策に大きな影響を及ぼした1990年に出された国連のIPCC=「気候変動に関する政府間パネル」の第1次報告書の執筆責任者の1人になりました。