関西スーパーマーケットは1月6日、自社株式の買取請求にかかる買取提示価格を決定したと発表した。 2021年10月29日に開催した臨時株主総会の決議に基づき、2021年12月15日を効力発生日として、関西スーパーを株式交換完全親会社、エイチ・ツー・オーリテイリングの完全子会社であるイズミヤと阪急オアシスを株式交換完全子会社とする株式交換を実施した。 株式交換に関しては、合計15人の株主(対象株式数合計4,866,000株)から、会社法に基づく普通株式の買取請求がなされていた。これを受け、1月6日開催の取締役会において、買取請求株主に対し、買取請求の要件を満たさないと考えられる株式を除き、買取請求に係る価格を1株当たり1,518円で提示することを決議した。 買取価格である1株当たり1,518円は、関連する裁判例等も踏まえ、買取請求株主の請求について、臨時株主総会の決議の翌取引日から各本買取請求株主の株式買取請求権行使日までの期間の関西スーパー株式の市場株価の終値出来高加重平均値をそれぞれ算定したうえで、そのうち最高値(小数点第一位を四捨五入)を選択したものという。 買取請求に関する今後の具体的な手続は、速やかに買取請求株主に案内する。なお、買取価格は、株式交換に関する株式買取請求の買取価格であり、関西スーパーとKS分割準備株式会社との間の吸収分割に関する株式買取請求の買取価格ではない。 関西スーパーとKS分割準備株式会社との間の吸収分割に関する株式買取請求の買取価格については、吸収分割の効力発生日(2022年2月1日)後に決定する予定だ。
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